保育士 膝が痛い&膝が黒くなる 対処方法はある?

保育士さんの悩みといえば、膝が痛くなる&膝が黒くなることではないでしょうか。
幼稚園の先生と比べても、保育士さんのほうが膝をつく機会が多いような気がするのは気のせいでしょうか…?
今日は私自身も体験した、膝の痛みと、膝が黒くなることについて、対処方法をご紹介したいと思います!
どうして膝が痛くなるの?
私も、保育士として働いているときにひざを痛めてしまったことがあります。ちょうど、乳児の担任をしているときでした。
そのときに病院に行ったときのことをお話したいと思います。
レントゲンを撮った結果、膝の骨が少し曲がってしまっているようでした。原因は、一日を通して膝を曲げている時間が長すぎること。
正座、横座り(お姉さん座り)、などどれも一日長時間行っていると膝を痛めてしまうそうです。
また、子どもたちが椅子に座って絵を描いているときなど、たち膝をして指導することもありますよね。お医者さんによると、たち膝も体重が
かかってしまうので膝に良くないそうなんです。保育士の職業病と言えるでしょう。
膝が黒くなるのはどうして?
同じく、膝も真っ黒になってしまいました…。スカートを履きたくないと思うくらいにです。また、ストッキングを履いても膝が黒いのを隠せず、
悲しくなった経験があります。では、どうして膝が黒くなってしまうのでしょうか?
膝が黒くなるのは、膝をつくことによる摩擦によるものです。汚れがつくのではなく、摩擦によって黒ずんでしまうのです。
確かに乳児では、ティッシュのところまで膝で歩いたり、ハイハイをしながらおもちゃをとりに行ったりしていました。
膝の痛みと同様に、これも保育士の職業病と言えるでしょう。
治療方法、対処方法はある?
膝の痛み、黒ずみに関して、私はどちらも病院を受診しました。お医者さんに聞いたことを元に書いていきたいと思います。
※約3年前の話になります。また、個人の症状によっても違うかと思いますので、参考までにご覧ください。
膝の痛みの治療方法
・痛み止めを飲む ・湿布を貼る ・病院に通い、低周波治療器を使う
今後の予防方法
・できるだけ立って過ごす。膝に負担をかけないようにする
とのことでした。が、乳児クラスで『できるだけ立って過ごす』のは正直無理です…なので、「定期的に膝を伸ばしてストレッチをする」や、
「座るときに膝を伸ばして座る(足を前に投げ出して座る)」ことを提案していただきました。
治療中は園に報告し、なかなか難しいですが時折、足を伸ばして座っていたりしました。
また、湿布に関しても立ったり座ったりを繰り返すことですぐにズボンの中でズレてしまうのが困りました。
膝の黒ずみの治療方法&予防方法
・膝パットや膝サポーターを使い、摩擦がおこりにくいようにする ・保湿をしっかりし、皮膚のターンを促す薬を塗る(処方)
とのことでした。なので、膝パットを購入しました。すると、サポーターの中に湿布を貼ることで、湿布のずれを防止することができました!
膝パットと薬はとても効果があり、目に見えて黒ずみが薄くなっていくのがわかって嬉しかったです。(それでも数ヶ月はかかりました)
膝パットは、100均でも販売していましたし、ワークマンでも売っていたので交代で愛用していました。
また、治療ではなく応急処置になってしまいますが、出かけるときは膝にファンデーションを塗っていたこともあります…
そのくらい気になるんですよね。ただ、座敷のお店に入るときや、友達の家に入るときなど汚してしまわないかとても気を使いました。
膝の黒ずみは頑張っている証!
保育士さんの膝の黒ずみは、毎日子どもの目線になって一生懸命がんばって保育をしている証です。何も恥ずかしいことはありません!!
…と心では思っているのですが、実際自分の膝が真っ黒だと落ち込みますよね。友達の膝を見て、きれいでいいなあと思ったりもしました。
なので、こまめに予防とケアをしながら皮膚が再生してくれる日を待ちましょう。
膝の痛みは、無理をしないようにしましょう。どうしても痛いときには自己判断をせずしっかりと受診し、職場と相談しながら
治療をしていけたらいいですね。