保育士は人間関係に悩みやすい職場 今日からできる対処方法をご紹介

学校に通ったり、試験を受けたりをして、保育士の資格をとれたときは誰もがとても嬉しく、夢と希望に満ち溢れていたのではないでしょうか。
しかし、実際保育園や子ども園で働き始めると、人間関係に悩んで退職を選択する人が後を絶ちません。
そこで今回は、保育士の人間関係についてと今日からできる対処方法を厳選してご紹介していきたいと思います。
人間関係でのトラブルがおきやすい職場
いつも明るい笑顔で子どもや保護者の方と接している保育士。
しかし実際の現場では、笑顔でいられず、常日頃から「辞めたい」と感じながら働いている先生がいることも現状です。
職員同士の派閥があったり、陰湿ないじめがあったりする過酷な人間関係に加え
サービス残業や持ち帰り仕事が当たり前の過酷な労働環境も保育士の仕事の特徴と言えるでしょう。
保育内容を考えることが大変だったり、子どもの発達や保育関係で悩んだりするのであれば、
仕事柄、仕方ないと割り切れる人もいるかもしれません。
しかし、職員同士の人間関係で悩み退職をしてしまうことは、保育士不足の世の中で残念なこと言えるでしょう。
子どもが好きで保育士になったはずなのに…そう気づき、辛い思いを抱える先生がたくさんいるのが現状です。
それでは具体的に、保育士の人間関係にはどのようなものがあるのでしょうか。
1、 会社や上司との関係
保育士をしていく上で、雇ってもらっている会社や園長先生など上司との関係は避けて通ることができません。
保育園を運営する会社や、責任者として指導を行っていかなければならない園長先生などは、
保育に誇りを持ち、理念やこだわりが強い先生も多いです。
その意見と自分の意見が合うのであれば問題はないのですが、
価値観が合わない場合は対立してしまいもどかしい思いをすることもあるでしょう。
どちらも子ども達を想い、よりよい保育をするためですが、保育には正解はなく、人間性や価値観が大きく関わってきます。
正解、不正解があるというわけではなく、会社や上司の方と保育方針や人間性が合うか合わないかで
仕事のしやすさがグッと変わるといっても過言ではありません。
2、 同僚との関係性
保育士という仕事は全体でのチームワークがとても大切な職業です。
しかし、残念ながら職員間での派閥があったり、いじめや陰口があったりすることが後を絶ちません。
「お友だちと仲良く」「自分がされて嫌なことは他の人にしない」などと教えている保育士が、
裏では人間関係がギスギスしているというのはとても悲しいことではありますが、
実際問題としてこのようなことが原因で退職をしてしまう保育士も多いです。
新人の先生に対して思いやりのある行動ができず厳しく冷たくあたってしまう先生がいると、
保育士という仕事が嫌になり退職、二度と保育の業界で働くことはない…という最悪の結果になってしまうこともあります。
子どもたちに対して温かい対応が求められる保育士。
他の先生に対しても敵意を持つことなく、同じチームの仲間として大切にできるといいですね。
3、 保護者の方との関係性

保育士は、保護者の方とも関わっていかなくてはいけません。
実際勤務していると、ほとんどの保護者の方々は温かく、素敵な方が多いです。
しかし、中には俗にいう「クレーマー」といわれるような、対応が大変に感じる方もいます。
一生懸命やっているのにも関わらずそれが通じなく、しかも直接言われるのではなく
園や会社にクレームが行ってしまう…ということを経験すると、
保護者の目に怯え、働くことが怖くなってしまう可能性があります。
誤解が解けるように会社や園長先生がサポートしてくれれば良いのですが、
中にはそれをしてもらえず、「本当にこの先生がすみません!」というように、
保護者の方に謝りつつ、一緒になって先生を責める園も残念ながら存在します。
誰にでも間違いや失敗は仕方のないことです。先生が成長できるように援助してくれる園で働きたいですよね。
対処方法
人間関係を円滑すすめるためには
・なによりコミュニケーションを大切にする
コミュニケーションの基本は、挨拶といっても過言ではありません。
笑顔で挨拶ができる先生は、人間関係が良好になりやすくなります。
園長先生はもちろん、同僚の先生方へも挨拶をしっかりし、日ごろからコミュニケーションをとっていくようにしましょう。
また、保護者の方に挨拶をすることもとても大切です。ぜひ自分から挨拶をするようにしましょう。
しっかりとコミュニケーションをとることができていると、万が一ミスがあった際も
園や会社にいってしまうのではなく直接声をかけてもらえ、大きなクレームになることを防げるということがあります。
実際私もミスがあった際
「先生、この前のこれなんですけど、〇〇じゃなくて××だと思いますよ~」と明るく声をかけてもらえ、
「あ!本当ですね…すみません…」と謝罪をすると「これくらい大丈夫ですよー!先生忙しいですもんね!」なんて言ってもらえたことがあります。
一方で保護者とのコミュニケーションがとれていない先生は、
私のときより小さなミスだったにも関わらずいきなり園長先生に伝えられてしまい、大目玉…ということが。
コミュニケーションは大切だなと感じた出来事でした。
・ホウレンソウ(報告・連絡・相談)を大切にする
ホウレンソウ(報告・連絡・相談)することはチームワークをして大切です。
とくに保育士は、早番・普通番・遅番があるところも多く、
自分がいない時間に自分のクラスの子ども達を他の職員に見てもらうこともあるかと思います。
その中で、『今日は〇〇くんのお迎えはおじいちゃんが来る』だとか
『今日は〇〇ちゃんは〇時に早退の日』などという連絡事項を伝え忘れてしまうと、園全体に迷惑がかかってしまいます。
また、困ったときにも自己判断をせずに周りを頼るようにしましょう。
聞いたら怒られる…迷惑かける…と自己判断をし、結局ミスをしてしまうと余計に周りに迷惑をかけてしまいます。
保育士はチームワークが本当に大切。日ごろから様々なことをしっかりと共有することを意識しましょう。
仕事と割り切り、他で気分転換をすることが大切

仕事は仕事と割り切って、退勤と同時にプライベートモードに気持ちを切り替えてみましょう。
買い物や、家で映画を見る、美味しい食事をするなど他で上手に気分転換をしながら、仕事と付き合っていけるようになるといいですね。
とはいえ、持ち帰り仕事がありますし、休日にも保育や製作の準備をしなければならなかったりと、
プライベートの時間を持ちにくくなってしまうのは、保育士という仕事の大変なところと言えるでしょう。
どうしても辛いときは
保育士の負担を軽減する事業がある
保育士さんの負担軽減のために、保育事務サポート グッドウェザーという企業があります。
日々の手紙の作成や、しおり、ポスターなどの作成、ブログの更新など様々な業務を請け負い、
空いた時間で保育士さんが一番のメインである保育に関わる準備をできるようにサポートしています。
保育士不足が深刻な中、退職者を減らすためにとても有効な手段になっていますので
ぜひご利用をご検討ください!
↓↓↓
退職も視野に入れる
保育士・幼稚園教諭としての働きやすさというものは、実際に働いている環境によりとても大きく左右されるといっても過言ではありません。
職員を大切にできない職場は、年度末、二桁の退職者を出すこともあり、ニュースに取り上げられるのを見たことがあるのではないでしょうか。
子ども達のために頑張るという気持ちはとても素敵なことではありますが、
そのために辛い思いを続け、笑顔で居られなくなってしまうことは、あなたのためとはいえません。
無理をして体調を崩してしまう前に、新しい職場への転職をすることも対処方法の1つです。
保育士・幼稚園教諭が辛いのであれば、別の職種でもいいと思います。あなたのことを大切にしてくれる職場が必ずあります。
今の環境が辛いのであれば無理をせず、転職も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
20代を中心に転職サポートを行っています。
学校中退・既卒・第二新卒・フリーター・ニート・早期退職など、様々な状況の20代の転職支援が可能です。
また、未経験職種への転職支援も得意としています!
Googleの口コミ評価は150件以上いただいており、☆4.5以上の評価です!
マンツーマンでカウンセラーが担当します! 履歴書や職務経歴書を作っていない方もご安心ください!
担当カウンセラーが履歴書や職務経歴書の添削も行いますので、書類をまだ作成していない方もご安心いただけます!
選考に関しては、企業担当が面接する企業ごとに面接対策を行い、内定を掴み取りやすくするサポートも行っています!
面接で話すのが苦手、対策の仕方がわからない方も自信をもって面接に臨めるようになります!
そのため、安心して転職活動ができます!